読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Childhood's End

アイドルグループHauptharmonieオタクのブログ。主にライブレポート。映画と本の感想も。

Hauptharmonie『Herz über Kopf』を聴いて(前半)

ライブ感想書いたのに、『Herz über Kopf』について書いていなかったのでメモ。曲の律動、旋律、和音とかについては語る言葉を持たないので、単純に思ったことを散文的に(散文的って言いたかっただけ)。

 

【総評】

 発売前での

 

 

ツイッターでアルバム発売前聴いたトレーラー(↓)を聴いて

 


Hauptharmonie 2nd FULL ALBUM 『Herz über Kopf』 Trailer

 

その感想は

 

 

と書いたのだが、実際にCDを聴いてみてそれが違っている、いや、正確に表現していないことが分かった。これは彼女たちの「軌跡」だけではなく、彼女たちの「未来」である。これは、言葉遊びではなく、本当にこのアルバムを聴いてHauptharmonieの未来が楽しみになってしまった。“しまった“と言うのは、今までの彼女たちの積み重ねへの敬意を含めて、これからの彼女たちが成し遂げることへ期待が高まらざるを得なかったからだ。

 

【各曲について】
・01.BUDDY

 初っ端からぶっこんでる。任侠風に言うと鉄砲玉。今のアイドルシーンを揶揄してると思いきや、じゅのちゃんの「いい子にしてても 良いことなかった」は、グループの理念「仲睦まじく行儀よく」を真っ向から否定する。これが良い。ただ、アイドルシーンを揶揄して終わられても聴く側も受け身に困っていたところだった。

 

 更に、「あなた」はまさに曲を聴くリスナー、すなわち、僕であり、僕達であり、皆である。僕達が彼女たちのBUDDY(相棒)になることが求められており、それに応えることがファンである我々の本懐なのだ。メンバーの色々なメッセージが綴られていて、とてつもないエモエモ曲になっているし、本当にアルバムのスタートを飾るに相応しい攻めの曲ともなっている。


02.Kidnapper Blues~人攫いの憂鬱~

 アイドルが歌う曲じゃないぞ!!!って思いながら聴いてめっちゃ高まってる。この曲を10代の少女たちが歌ってると思って聴くと背徳感凄い。 

 昔に読んだ宮部みゆきの『模倣犯』を彷彿とさせる歌詞で、も楽しめる1曲になってます。KidnapperDに誘拐され殺された少女たちが、彼に取り憑いて内面を歌っていて、いつか誘拐犯を縊り殺してやろうとしているのではないか?とか考えたりして色々こねくり回してみてみたりしてました。

 


Kidnapper Blues〜人攫いの憂鬱〜 MV / Hauptharmonie

 

MV!!!

 

03.パラレルワープ

 一番は対象的な言葉を、並列的に釣瓶撃ちして頭をクラクラさせて、そのまま2番では僕達を焚きつけるようなエモエモ歌詞でとどめを刺す構成。

 途中で壊れて動かなくなるじゅのちゃんをファンの掛け声で動かしたり、「洪水」で大モッシュしたりと現場でもかなり盛り上がる曲。

 

04.LAST CHANCE(幸福の妨げ)

  向こう側からの最期の呼びかけ、ラストチャンス。ステージで自由闊達に歌って踊って輝いている彼女たち。 何が幸福を妨げているのか。彼女たちの歌い声はどこか叫び声にも聴こえた。

 

05.Alice in Abyss

 これも10代の少女たちに歌わせちゃあかん曲日本代表やろ!!とか思いながら。ななみるの「着ける避妊具はラバー 垢落としてシャワー 涙こぼす」って歌ってるところが一番色っぽくて好き(ライブ感想でもおんなじ事言ってるし)。 露悪が過ぎるし、途中あえぎ声みたいなの入れてくるし、逆に悲喜劇みたいになってるのがよさ。ありふれたAV堕ちするアイドルの風刺を歌い上げることで、私たちはそんな愚かな道は辿りませんよとのメッセージのようにも思える。

 

06.yearning(erneutes)

 英語が苦手なので歌詞の意味はほとんど分からないのですが…洋楽と同じでもうノレればオッケーグループにカテゴライズしました。身体が勝手に動くのが正義! 

 

07.トゥー・スウィート・トゥー・リブ

 清濁で言うと「清」の歌だと思ったけれど聴き進めている内に、ある種の諦めを歌っている曲のような気がしてきた。「どうにもならないことばかりあるの」と諦観しているのは誰なのだろうか。

 

Too Sweet to Live.甘すぎて生きていけないのは、確かに現実世界ではそうかもしれないけど、せめて歌の中ではそうでもいいじゃないか。

 

08.きらり

 遠くに行ってしまったあなた。遠い世界で元気に歌っていればいいとの想いが込められた歌。Pさんは同じ業界で一緒に頑張っている、別アイドルグループの事を書いているみたいですが、(ハルモニー楽曲解説⑥:きらり|Freut mich! Wir sind Hauptharmonie.)多分人生である種の「別れ」を体験している人(20年くらい生きていれば誰でも何かしらはある)には刺さりまくりの歌になってると思う、ってか僕は時期的にかなり刺さった。

 

 (後半に続けたい)