Childhood's End

映画と本の感想など

9月11日に観た映画

朝一番の回で『スーサイド・スクワッド』鑑賞。DCコミックスヴィラン達が登場するアンチアベンジャーズ感ある映画といった印象を予告編から受けた。

 

映画館に行ってみると左の映画クラスタ、右にアメコミオタクが座っていて映画が始まるまでサラウンドで映画の感想やDCコミックスのあれこれのトークを聞かされたり。

 

実際の内容としては、特にド派手なアクションも、悪逆非道な振る舞いもほとんど無し。ストーリーも大風呂敷を広げないように抑制を効かせていた。一言で表すと「すかし映画」だった。

 

・スカし

思ったよりも大人しくて、アクションが落ち着いてた。そんなに悪役達が悪く見えないというか、裏事情まで話されると人間味溢れるキャラに見えちゃうし、実際場合ブーメランのおっさんや、ウィル・スミスとか戦闘能力の高い普通のおっさんだったし小物でしょ。。。炎のやつはメタヒューマンの能力に振り回されてるだけだったし。敵だけが唯一能力的に派手さあったけど、弟とか高性能爆弾で死んでるし、悪役と言うより単純に暴れてる人達っぽい。

 

本作のジョーカーも普通の恋人を救うべく男でしかなかった。。。『バットマン』『ダークナイト』で描かれたジョーカーの悪を超える気概でいってほしかった。

 

というのもあるし、

 ・透かし

主役に据えるべきジョーカーさんの悪逆非道を映画の行間から「透かし」てみないといけないということ。ジョーカーさんは囚われた姫を救うべくほとんど映画の本編には絡まず裏でコソコソ動いていて、それが幕間で映されるだけ。たまにハーレクインの回想で出るくらい。

 

バットマンVSスーパーマン』からバットマン次作へのつなぎとしてはまぁまぁの役割を果たしたのかもしれんけど、単独で観ると弱い。

 

ハーレクインのお尻は1,800円の価値あるので尻フェチの人は行くといいかも。

 

『イレブンミニッツ』

消化不良。途中寝てしまうほど冗長で、回りくどい映画だったのだけど、本当にクソとも断言出来ない隠れた何かがあるのはわかってる。伏線に対して本当にオチはしょーーーーーーもないけど、ラストシーンの・でまた混乱しちゃう。