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Childhood's End

映画と本の感想など

『デッド・ビート・ダッド!』のメモ

 演劇企画CRANQ第5回公演『デッド・ビート・ダッド!』を観に行ってきました。伊藤かな恵さんの出演する舞台を観るのは昨年10月の朗読劇以来。去年に引き続き今年も舞台を観ることが出来たのは大変ありがたい(マジでお金無くてチケット代を立て替えてくれたま○とさんに土下座しながら書いてます)。

 

今回の舞台では、ある天才(破天荒)陶芸家の死がきっかけとなって遺された兄弟、親族達が隠し子、遺産、工房の存続問題にかき乱される様子を茶の間に設置された定点カメラを通して見ているような作りでした。最初から最後まで様々な要素が絡み合い、何が起きているのか舞台を観ている最中には正確に判断出来ないくらいゴチャゴチャゴチャ〜としてカオス。最後にバチッと全てが解決するようなことが無いのも、この舞台の荒唐無稽さが如実に表れていました。

 

かな恵さんは女子高生(!)の菊池香織ちゃんを演じていて、もうそれだけで結構な驚きなのですが、凄く穿った見方をすると、『きんとと』では自身の"死"を踏み台にして外に逃げざるを得ない悲しい役を演じ、今回は父親の"死"を足掛かりにして自分の居場所を確保しようとした役となり、中々どうして演劇になると死に纏わる役にご縁があるなぁと思ったり思わなかったり。(朗読劇では死んでサイボーグになるヒロイン+死んでしまいサイボーグになった彼氏と付き合うヒロインも演じてる事も踏まえると)

 

閑話休題

 

今回千秋楽のみ見た感じでも、伊藤さんがめちゃくちゃ活き活きと演技してるのが感じ取れて、本当に30歳独身女性(おい)が演じてる女子高生には見えなかった。普通に舞台上では女子高生がキャッキャッしてたり、泣いてたり、笑ったり、悔しがってるようにしか見えんかった。敢えて言うとしたら、そこに菊池香織が「生きてる」ようにしか思えんかった。これって僕の勘違いなのかな?それでもさ、そう思わせた伊藤かな恵って凄くない?って。

 

カーテンコールでは普通の伊藤かな恵だったのが、余計に演じてる時には菊池香織になってたんだなって思わせた。と言うのは正確では無くて、僕はそれをリアルタイムでは分かってなくて、数日経って舞台を振り返ってるいまこの時に遅ればせながら理解したと言うのが正確なのだが。

 

色々書いてたら取り留めが無くなって来たので無理矢理終わる事にする。

 

何はともあれ伊藤かな恵さんの舞台素晴らしかったし、絶対次も見に行きたいということなので、皆さんも機会があったら是非一度来てみて下さると幸いです。

 

そりでは😙😙😙😙