Childhood's End

映画と本の感想など

Hauptharmonie TOUR『唇を奪いにいく』ファイナル

日時:2016年12月20日(水)20時45分~21時15分

会場:渋谷WWW X

 11月から始まった対バンツアー『唇を奪いにいく』 のファイナル。ツアーの集大成的コンサート。期待と不安が入り混じりながら会場入り。

f:id:johndo1989:20161221210903j:plain

※フロアに入る前のスペースにはファンからのフラスタが!

 

【セトリ】

1.Kidnapper Blues~人攫いの憂鬱~

2.Tempting 10 Attempts of Temperance

MC1

3.持たざる少女のスゥイートバレット

4.唇を奪いにいく

5.ハウプトハルモニーの大脱走

6.Until,her voice caused a lump in my throat. 

MC2

7.瞬きのsummer end

8.LAST CHANCE(幸福の妨げ)

 

 1曲目は毎週やってるキッドナッパー。こちらも定番の沸き曲で、ハウプトの前にやっていたBiSに負けないくらいフロアの温度をグングン上げていって、いつもモッシュとかしないような人(僕)もモッシュに入っていっちゃうくらい熱かった。

 1度目のMCでななみるが少し話してたのだけど最後の締めくくりの時に緊張のせいか言葉が出なくなった時があったのだけれど、そこをちがちゃんが引き取って〆てたのが美しい同期愛を感じてしまった(が同時にりおんたその不在も強く感じてしまった…)。

 3~6曲目はキッドナッパーと同じくこのツアーをハルモニーと一緒に闘ってくれた楽曲ばかりなので、聴いてるだけでこの1ヶ月を思い出してしまいました。

 2度目のMCでリーダーのじゅのちゃんが噛みしめるように放った「私達は前に進みます」が今でも耳に残って消えない。そこからの瞬き(解散したグループの回顧)→ラスチャン(離れたくない気持ち)を連続して歌うことが雄弁な決意表明を打ち出しているのでは?と言うかそうに違いないという確信めいたものを持てるライブだった。

  終演後アンコールの声があがったのだが、じゅのちゃんが40度の高熱でありこれ以上ライブ続行が不可、勿論物販も欠席ということで…そんな体調であのステージをやりきったのかと驚愕と同時に熱いものがこみ上げてきた。じゅのちゃん本当に凄い子だし、やっぱり彼女がリーダーだと痛感をした。

 

【ツアー総評】

 今回のツアー全てに参加した総評を、敢えて上から目線で申しますが「Hauptharmonieまだまだ伸びる!」だと想います。今回のツアーで浮き彫りになった課題である、パフォーマンスの精度を高める(特にダンスの振りを揃える、立ち位置を綺麗にする、音響トラブルが起こる確率を減らす等々)、MCをもっと皆で盛り上げていく、物販の捌きをよりスムーズにする。当然メンバーと運営の方がオタクよりも分かっているので、その点を毎回修正してコンサートに反映させていく(マイナスを削っていく)+新体制で歌える楽曲を改めて増やしていけば(プラスを積み重ねていく)、後は結果が勝手についてくるはず。楽曲の豊かさやメンバーの多様性は他のグループには無い強みを形成出来ると思ってます。全部ガッチリはまると本当敵無しです。来年にはきっとりおんたそが戻ってくるので、そこからが本当にHauptharmonie勝負の刻になるのではと勝手ながら思っておりますし、その時間を一緒に共有できることを楽しみにしております。

 

【終演後のメンバーのツイート】